事例紹介
生産工程全体を一元管理し、事務や設計などの作業効率が格段にアップ
POINT
【日本サカス株式会社】
・事務作業や図面を全てシステムで管理し、作業時間を月30%(月143時間)削減
・作業の進捗状況を見える化し、納期遵守率100%を達成
・粗利も計算でき、赤字案件の分析が可能に。作業の無駄や見積りの不備が見つかり、粗利が増加
取組イメージ

課題内容
〇医療機器や半導体関連部品などのプラスチック加工を行っており、複雑な形状の製品を少量生産しているため、生産管理に課題を抱えていた。
〇具体的には、受注から仕入、売上、納品・請求までの一連の処理を事務担当者が全て手書きで行っていたため、二重・三重の転記作業があった。
〇図面も紙で管理していたため、検索に膨大な時間と労力がかかっていた。
〇作業の進捗状況などを社内全体で共有できておらず、納期があいまいになることもあった。
実施概要
〇部品や材料、品質、製造など、受注から納品までの全てのデータを一元管理できる生産管理システムを導入した。図面をデータ化し、システム上で管理した。
〇作業終了ごとにバーコードを読み取ることで進捗状況を見える化し、社内全体で共有した。
〇生産管理システム内のデータを自由に抽出・分析できる帳票作成システムを活用し、売上や仕入の集計などを自動化した。
〇受注情報を入力すると、自動で作業指示書が発行され、過去の図面も素早く引き出せるようにした。
効 果
〇事務作業や設計・加工の工程が効率化され、月30%(月143時間)の作業時間を削減できた。
〇製造・出荷管理に対する社員の意識が高まり、納期の遵守率が3%上昇し、100%を達成した。顧客からの作業の進捗状況などの問い合わせに事務担当者が迅速に対応できるようになった。
〇リアルタイムの実績データを簡単に集計し、粗利も計算できるようになり、赤字案件の分析が可能になった。特定の作業に時間をかけすぎる無駄や見積りの不備(通常より安価に設定)が見つかり、粗利が増加した。
苦労点
生産管理システムにある既存のテンプレートが業務内容に合わず、システムを活用できていない状況だったため、活用法をシステム会社担当者と検討した。事業部内でも相談し、業務内容に合わせてカスタマイズすることで、一連の流れがスムーズになり、管理しやすくなった。
ITツール
使用ツール | THECHS-BK > |
---|---|
取り扱い企業 | 株式会社テクノア > |
ツール概要 | 多品種少量型製造業に特化したクラウド対応の生産管理システム |
補助金活用
課題分類
生産プロセスの改善
業務プロセスの効率化
社内の働き方改革
DX実践の目的
サプライチェーン