事例紹介
円滑な情報共有でコミュニケーションが活性化!縦割り組織意識を解消
POINT
・名刺情報などを一元管理し、情報収集の時間を削減
・作業効率の向上で、労働時間約5.8時間/月、300万円/月のコストを削減!
・部門を越えての情報共有が可能になったことにより、他者の人脈を活用し、課題解決や新しい価値を創出
取組イメージ
課題内容
〇建築資材の専門商社であり、建材の開発も行っている。縦割り組織のため他部門とのコミュニケーションが限定されており、十分な情報共有が行えていないという課題があった。
・顧客情報の管理が属人化しており、人脈や商談内容がその人でないとわからない状態であった。
・商社とメーカーのそれぞれの事業があるため、営業や開発など、部門間の連携の必要性が高まっていた。
実施概要
〇「名刺管理サービス」を導入し、名刺や商談情報、業務内容などを毎日入力することで、部門を越えて情報を共有し、社員間の情報共有を図った。
効 果
〇約10万枚の名刺情報と、商談内容や社外での活動内容を残すことができるようになった。
〇社内の81.9%の人が利用しており、名刺を探す手間がなくなったことで、情報収集にかかる時間を短縮できた。 作業効率は1人あたり月に約5.8時間分を削減、全体で前年比の97.1%に削減、金額換算すると全社で月に300万円ほど削減できた。(2020年5月~10月の実績に対して)
〇他者の人脈検索は、自身の名刺履歴の確認より約4倍の使用率があり、部門間での情報共有が活発化し、課題解決や新しい価値の創出につながった。
ITツール
使用ツール | Sansan > |
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取り扱い企業 | Sansan株式会社 > |
ツール概要 | 全社の人脈を一元管理・共有する名刺管理、営業リスト作成 |
補助金活用
IT導入補助金
課題分類
顧客(取引先)との関係強化
社内の働き方改革
DX実践の目的
コミュニケーション
参照: 全国クラウド実践大賞. ”全国中小企業クラウド実践大賞2020 全国大会レポート”. https://cloudinitiative.jp/2020zenkoku, (参照 2023-10-1)