事例紹介
クラウド上で最新情報を社内外で共有し、施工管理の最適化を実現
POINT
【木住販売株式会社】
・図面や写真などのデータをシステム上で管理し、常に最新情報を共有。協力業者との情報共有にかかる時間を8割削減
・社内の情報共有もシステム上で迅速に行い、各セクション間の連携が円滑化され、残業時間が削減
取組イメージ

課題内容
○新築戸建住宅、リフォーム、不動産事業を行っているが、新築戸建住宅の施工図面をPDFで管理し、各協力業者にメールやFAXで共有していたため、タイムラグや送信ミス、変更後の共有漏れが発生していた。
○社内での情報共有も紙ベースで行っていたため、書類整理が追い付かず、共有漏れや指示漏れなどのミスが発生していた。
実施概要
○住宅会社・工務店向けの施工管理システムを導入し、図面や写真などのデータをクラウドで管理した。また、各協力業者にも同じシステムの導入を促し、システム内で情報共有ができるようにした。
○社内では掲示板機能を活用して、各社員の日報を共有することで、常に最新の進捗状況をスムーズに確認できるようにした。
効 果
○送信ミスやタイムラグなどのトラブルがなくなり、協力業者との情報共有にかかる時間を1案件につき60分(約8割)削減できた。
○営業、プランニング、コーディネート、工事などのセクションを超えた連携や業務調整が円滑になった結果、残業時間が短縮できた。
苦労点
住宅関連業界ではITに不慣れな人が多く、システム導入に当たって、協力会社から当初は難色を示された。このため説明会を開催し、導入のメリットを伝えるとともに、導入手順や操作方法などは個別にサポートした。
ITツール
使用ツール | 現場PLUS > |
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取り扱い企業 | 株式会社ダイテック > |
ツール概要 | 住宅会社・工務店向けの建設現場の進捗管理やコミュニケーションを効率化するための施工管理アプリ |
補助金活用
課題分類
サプライチェーンの最適化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
コミュニケーション