事例紹介
勤怠データの集計作業の自動化で労務管理の業務効率化
POINT
・勤怠管理システムの導入により、集計ミスがなくなり、申請と承認のフローも一元化された
・勤怠の締め作業の時間を短縮(2~3日→数時間で完了)
取組イメージ
課題内容
〇整形外科医院や訪問看護ステーション、サービス付き高齢者向け住宅、居宅介護支援事業所の運営及び鍼灸院との連携など、複合的なサービスを提供しているが、労務管理において課題を抱えていた。
・紙のタイムカードで打刻しエクセルに手作業で転記して勤怠集計を行っていたことで、集計ミスが頻発しており運用フローに限界を感じていた。
・事務管理部門が2人体制から1人体制に変わり作業量的にも無理が生じたため、1人でもミスなく対応できるフローに変更する必要があった。
実施概要
〇タイムカードでの勤怠管理を、クラウド型勤怠管理システムに変更し、勤怠記録の打刻や残業・有給休暇の申請・承認などの作業を全てシステム上で処理できるようにした。
〇勤務時間や有給休暇の残数などを、システムで自動計算できるようにした。
〇勤怠記録を打刻し忘れている従業員にはアラートを送出するようにした。
〇残業時間を、日次で確認・管理できるようにした。
効 果
〇データの集計作業が自動化され、集計作業のミスがなくなり、リアルタイムに従業員の勤務状況(残業など)が把握できるようになった。有給休暇の取得もシステム内で申請と承認作業が完結でき、残数集計の必要がなくなった。
〇2〜3日かかっていた勤怠の締め作業が、数時間で終了するようになった。
〇従業員自身が勤怠を日々確認するようになったため労務管理に対する意識が向上した。
補助金活用
課題分類
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
バックオフィス
参照:株式会社ラクス. “業務効率・正確性アップと法人全体の労務管理の意識向上!システム選びの参考にした、友人SEからのアドバイス”. 「楽楽勤怠」の導入事例. https://www.rakurakukintai.jp/case/20230328_2.php,(参照 2024-1-11)