事例紹介
工事現場の作業状況を可視化 適材適所の配置を実現
POINT
・従業員配置が一目瞭然になり、適材適所の人員配置が可能に
・人員配置の問合せがなくなり、管理側の負担が削減
・翌日の配置がメールで確認でき、労働時間が削減
取組イメージ
課題内容
〇土木、舗装、建築などの総合建設業を営んでいるが、作業員が複数の作業現場を並行して対応していることが多く、効率的な人員配置ができていないことが課題であった。
・工事現場の状況は日々変わっており、作業員にその都度電話で指示をしていたが、作業中のため連絡がつかないことなどもあり、急な人員変更に対応できなかった。
・複数の作業現場が並行していると、現場毎で作業員の業務平準化ができず、その分外注の発生により生産性が低下していた。
・社長自らが現場に出向いて指示を出す管理方法も実施したが、社長の労働時間が長くなる上、作業員が朝早くからどこの現場に行くかを確認する必要があり負担がかかっていた。
実施概要
〇現場の効率的な人員配置を実施するため、人員配置システムを導入し、誰がどの現場にいるのかを一目で把握できるようにした。
〇社員一人一人に対して、翌日の配置予定(作業場所や業務指示)を前日の夕方までにメールで通知をするようにした。
効 果
〇作業員の配置が一目でわかるようになり、各現場で必要な技術者を効率よく配置できるようになった。
〇翌日の配置予定をメールで確認できるようになったことで、現場から本社に戻る必要がなくなり、労働時間の削減につながった。
〇作業員の人員配置をシステム上で確認できるようになり、管理側への問い合わせがなくなった。
ITツール
使用ツール | SiteEye出面管理サービス > |
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取り扱い企業 | ADK富士システム株式会社 > |
ツール概要 | 人の管理やモノの貸出をホワイトボードに貼り付ける感覚で操作・管理できるクラウドサービス |
補助金活用
IT導入補助金
課題分類
業務プロセスの効率化
社内の働き方改革
DX実践の目的
バックオフィス
参照:独立行政法人 中小企業基盤整備機構. “ITで作業員の稼働状況を確認、適材適所の配置を実現”. 導入事例 . 2020-12-24. https://ittools.smrj.go.jp/case/cp577f0000003rj0.html (参照 2024-2-22)