事例紹介

  • 企業情報 | 株式会社にしき堂
  • 業種 | 小売業
  • 従業員規模 | 101〜300⼈

ビジネスチャットの活用で、情報伝達の改善と製造数の最適化を実現

POINT

・スムーズかつ確実な情報伝達を実現

・需要に合わせた製造数の調整が可能に

・会議室や営業車の予約等、業務を効率化

取組イメージ

取組イメージ

課題内容

〇「もみじ饅頭」や「生もみじ」といった広島銘菓の製造販売を行っているが、情報連絡の手段に課題があった。

・社内の主な連絡手段が電話やメール、FAXだったため、情報連携の遅延が発生していた。

・店舗や工場は代表メールアドレスがなく、メールを送付しても担当者にすぐに確認してもらえなかったり、内線電話での行き違いも発生しやすく、折り返し電話の手間と時間がかかっていた。

・工場スタッフは事務所に行かないと各従業員の1日の動きを把握できなかった。

・製品需要が高まるイベント情報を事後報告で知るなど、社内の情報共有の体制整備が必要だと感じていた。

・社内への通達はFAXか事務所内の掲示板を使用していたため、通達内容を誰が確認したかわからず、情報が伝わっているのか不安に感じていた。

実施概要

〇複数のビジネスチャットツールを検討し、その中から試験導入を行い、使いやすさと機能の充実度が高いビジネスチャットツールを導入した。

〇電話やメールでのやりとりを、「トーク」(チャット)に置き換えた。

〇催事等のイベント情報を、「掲示板」で工場と共有し、商品需要を見込めるようにした。

〇「カレンダー」の設備予約機能を使用して営業車や会議室の管理を行った。

効 果

〇電話の行き違いや聞き間違いなどから生まれる認識の齟齬がなくなり、社内の情報伝達がスムーズになった。また、連絡事項をグループトークで一斉配信し、誰が読んだのかまでを確認できるようになった。

〇必要な販促ツールを写真などで送ることで、複数種類あるものを瞬時に確認できるようになった。

〇催事等のイベントを掲示板で確認できるようにしたことで、需要に合わせた製造数を工場で調整できるようになり、商品不足や過剰在庫のリスク低減につながった。

苦労点

ビジネスチャットに対する理解度が各々で違うため、システム導入直後にアンケート機能を活用して、全従業員向けに理解度調査を実施し、結果に応じて個別にフォローを行った。

ITツール

使用ツール LINE WORKS >
取り扱い企業 LINE WORKS株式会社 >
ツール概要 情報や予定の共有を円滑にするコミュニケーションツール

補助金活用

課題分類

サプライチェーンの最適化

社内の働き方改革

DX実践の目的

サプライチェーン

参照:LINE WORKS株式会社. “【導入事例】株式会社にしき堂 - LINE WORKS”. https://line-works.com/cases/nisikido/, (参照 2024-2-27)

  • 上限金額
  • 補助率
  • 申請期間
  • 対象地域
  • 対象業種

実施機関