事例紹介
AIを活用した新しい個室ジム事業を生み出し、FC展開で事業拡大
POINT
【株式会社ハコジム】
・予約システム、トレーニングプログラム、AIトレーナーなどの自社開発で、 新しい個室型のジムのビジネスモデルを確立
・テナント料、人件費などを抑えられるビジネスパッケージとしてフランチャイズ展開をスタート
取組イメージ

課題内容
〇2017年に個室のパーソナルトレーニングジムを創業した。一般的なパーソナルトレーニングジムは、フリーランスのトレーナーが他のジムと掛け持ちしているケースが多く、トレーナーと利用者が電話などで個別に日程調整しており、予約が煩雑だった。一方で、トレーナー利用に伴う追加料金が発生するため、利用者の拡大につながらない懸念があった。
○このため、自身に合った最適なトレーニングを低コストで受けたいという利用者のニーズを満たすサービスを提供する必要があった。
実施概要
〇トレーナーがスケジュールをシステムに入力し、利用者は、トレーナーのスケジュールを見て、スマートフォンで予約できるようにした。
○鏡の中に映し出されるAIトレーナーから指導が受けられる「スマートミラー」を導入し、追加費用が不要で効率的なトレーニングができるようにした。また、利用者の目的やフィードバックに基づき、トレーニングメニューを最適化できるようにした。
効 果
〇予約管理の効率化により、トレーナーは他の業務を持ちながら空き時間で働きやすくなった。また、顧客は安価にトレーナーを予約できるようになった。
○利用者のニーズに応じて、24時間いつでも気軽に、目的に合ったトレーニングができるようになり、顧客満足度が高いサービスを提供できるようになった。
○自社専任のトレーナーを雇用しなくてもサービスが提供できるため、安定した収益を確保しやすいビジネスモデルとして、フランチャイズ展開を進めた結果、従業員数6人で全国31店舗を経営できるようになった。
ITツール
使用ツール | 自社開発の予約システム、自社開発のスマートミラー「AIトレーナー」 |
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取り扱い企業 | - |
ツール概要 | 鏡に液晶ディスプレイを埋め込み、鏡の表面に映像を投影するシステム |
補助金活用
課題分類
新しい事業・サービスの創出
新規顧客(取引先)の開拓
ビジネスモデルの変革
DX実践の目的
セールス