事例紹介
人材情報をシステムで一元管理、社員のキャリア意識向上&フィードバック時間の確保
POINT
・目標達成状況や自己成長をいつでも・簡単に確認出来るようになり、キャリアへの意識が向上
・上役や人事の評価業務にかかる時間が9割短縮され、社員一人一人にかける目標設定やフィードバックの時間が増大
取組イメージ
課題内容
〇人材派遣や人材紹介、研修などの各種サービスを提供しているが、人事情報・制度を一元管理するプラットフォームやMBO(目標管理制度)効率化が必要という管理体制に課題を抱えていた。
・社員の基本情報や異動履歴、給与情報などの人事情報や人事制度を記載したエクセルはサーバーに保管されていたが、インターフェースが悪いという理由から、エクセルを開いて自分の人事情報を確認する習慣が根づいていなかった。
・社員一人一人のMBOに上役や人事が設定目標の確認やフィードバック、期末の評価査定をするために、エクセルを回し合う体制では労力が掛かり、時間的問題からコミットを疎かにしてしまいMBOが形骸化していた。
実施概要
〇簡単に自分達で自由な形にフォーム設計ができ、個々の情報の閲覧・管理権限を細かく設定出来る点に魅力を感じ、柔軟性の高い人材管理システムを導入した。
〇基本情報や異動履歴、給与情報など、これまでエクセルでサーバー管理していた社員情報を人材管理システムに登録し、人事情報・制度をいつでも・簡単に確認出来る情報プラットフォームを構築した。
〇人材管理システムを使用することで、常に最新の目標管理シートにアクセス出来るようにした。
〇訂正理由や所感についてメモを残し、各関係者に意図を伝え、記録としてフィードバック内容を残せるようにした。
効 果
〇人事情報が整理された情報プラットフォームがあることで、業務の合間に目標への進捗状況や成長を確認出来るようになり、キャリア形成に対する意識が向上した。
〇シンプルで操作しやすい人材管理システム導入で、評価業務にかかる時間が9割短縮され、上役と人事が社員一人一人の目標設定やフィードバックに時間をかけられるようになった。
ITツール
使用ツール | カオナビ > |
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取り扱い企業 | 株式会社カオナビ > |
ツール概要 | あらゆる人材情報を一元化・可視化することで、組織の人材配置、人材育成、評価などをサポートをする人材管理システム |
補助金活用
課題分類
業務プロセスの効率化
人手の確保・育成
DX実践の目的
コミュニケーション
参照:株式会社カオナビ. “評価業務が1/10に効率化!四国の人材派遣会社が伝える「カオナビ」導入のメリット”. 導入事例 . 2020-4-9. https://www.kaonavi.jp/showcase/abl/, (参照 2024-2-21)