事例紹介
体力測定の計測・記録・入力の自動化により業務負担軽減
POINT
【TAT株式会社】
・体力測定の計測・記録・入力をデジタル化することで、紙からの転記作業がなくなり、残業時間を解消。さらに紙の消費量を削減
・詳細なデータをケアプランに活用することで、サービス向上を実現
取組イメージ

課題内容
○デイサービスを5施設運営しており、約100人の利用者がいる。定期的に利用者の体力測定を行う必要があるが、手作業で計測していたため、手間と時間を要していた。
○施設ごとの計測方法の違いや、紙の計測記録の転記入力に係る残業発生などの課題があった。
○計測記録は、運動機能向上加算の報告のため、介護保険事業者へ提出が必要であり、また、ケアプラン作成のため、ケアマネージャーへも提出する必要があったが、紙出力して保存していたため、保存スペースに限界があった。
実施概要
○非接触センサーで身体の姿勢、動作、関節可動域などを3次元データとして計測・記録する計測プラットフォームを導入した。
○統一性と正確性のあるデータを記録できるようにした。
○報告用と施設保管用の記録をシステムで一元管理した。
効 果
○計測時間に要する時間を50%削減できた。
○左右のバランスなど詳細なデータが検出できるようになり、利用者自身にも分かりやすく、歩行時にどのような点に注意すべきかなど、訓練に活かせるようになった。以前の数値と比較して、足腰の弱ってきた箇所の機能訓練を重点的に行うなど、ケアプランにも活用できるようになった。
○計測後の転記作業が不要になり、残業がなくなり、紙の消費量も削減した。
ITツール
使用ツール | 鑑AKIRA > |
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取り扱い企業 | 株式会社システムフレンド > |
ツール概要 | 身体の状態を非接触センサーで捉え、記録する動作計測プラットフォーム |
補助金活用
課題分類
商品・サービスの質向上
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
コミュニケーション