事例紹介
属人化した業務の情報を一元管理し、業務時間・工数を削減!
POINT
・属人化していた業務の情報を一元管理し、業務を効率化
(社内全体で約2770時間の工数を削減)
・効果的な営業活動の実現で売上が約1.3倍に!
・紙ベースだった業務をオンラインに切り替え、デジタルでの管理を実現
取組イメージ
課題内容
〇財務や会計のコンサルティングを行っているが、属人的な業務に課題を抱えていた。
・職種に限らずそれぞれの業務が属人化しており、必要な顧客情報を確認することができず、提案のタイミングを逃したり必要な提案ができていなかった。
・情報共有や連絡事項の伝達を個別メールで行っており、商談状況や作業状況の共有ができていなかった。
・営業資料や売上報告も紙ベースで行っており、売上報告は営業から経理に手渡しで提出していた。経理では、手書きの伝票の仕訳作業が発生していた。
・顧客管理と会計システムを別々のクラウドサービスで管理しており、情報が分断された状態で、商談と売上の関係が把握できなかった。
実施概要
〇新たに営業支援システムとクラウド会計システムを導入・連携し、顧客情報を起点とした情報の一元化を行った。
〇社内のメールでのやり取りを廃止し、クラウドツール内の掲示板を使用して情報共有を行えるようにした。
〇集約した情報を基にボタン1つで必要な情報を抽出し、資料としてアウトプットできる仕組みを構築した。提案資料やアラート通知、営業のアタックリストなどを作成し情報共有を行い、営業活動に役立てた。
効 果
〇情報の一元化で「探す」行為を縮小し、社内全体では約2,770時間の工数を削減できた。
〇集約した顧客情報や掲示板の活用で、顧客との商談内容が見える化された。営業活動では、提案のタイミングを逃すことがなくなり、的確な提案が行えるようになったことで、売上も約1.3倍に伸びた。
〇紙ベースでの管理を廃止し、デジタルでの管理を実現した。また経理の仕訳作業などもなくなり業務を効率化できた。
ITツール
使用ツール | Sales Cloud > |
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取り扱い企業 | 株式会社セールスフォース・ジャパン > |
ツール概要 | 顧客情報や案件情報を一括管理できるCRM・SFAツール |
補助金活用
課題分類
新規顧客(取引先)の開拓
顧客(取引先)との関係強化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
セールス
参照:全国中小企業クラウド実践大賞. “すべての属人タスクを一本に繋ぐ!みどり財産コンサルタンツが実践した爆速DXとその結果”. 全国中小企業クラウド実践大賞. 2021-10-13. https://cloudinitiative.jp/kyushuokinawa2021/midori-zc, (参照 2024-3-3)