事例紹介
建物の損傷記録専用システムの導入で記録から報告資料提出までをスピードアップ
POINT
【株式会社テクシード】
・アナログ作業が主体だった建物診断業務をデジタル化し、タブレット上で完結できるようになった
・空いた時間で外注に出していた業務を内製化できるようになった
取組イメージ

課題内容
〇マンションやビルの建物診断、大規模修繕を手掛けている。
○建物診断調査の際、現場に印刷した図面を持参し、劣化状況の記録を手作業で行っていた。
○現場では「野帳」をクリップボードに挟み、 4色に色分けしたボールペンなどで劣化状況を記録。カメラも持参し、修繕箇所などの参考写真を撮影するなど、全てを手作業で行っていた。
○帰社後は「野帳」への記入内容をもとに、「劣化記録専用ソフト」で「劣化図」を作成。「野帳」への記入内容と照らし合わせながら材料の数量や作業工数の計算を行い「数量表」も作成していた。1件につき1週間から10日要しており、担当者2人で回していたため、常に作業に追われて余裕がなかった。
実施概要
〇建物の損傷記録システムとタブレットを導入。タブレット上の図面に劣化状況を直接記入し、作業前後の画像を保存できるようにした。
○現場で書き込んだ図面は「劣化図」として使用し、材料の数量や作業工数が自動的に集計され「数量表」として出力が可能になった。
効 果
〇タブレット上で完結するため、作業効率が向上し、情報管理が容易になった。
○帰社後の転記が不要になったため、作業日数が10日から3日程度に短縮された。
○空いた時間で、外注依頼していたCADデータの取り込みなどを内製化できるようになり、コストダウンにつながった。
ITツール
使用ツール | サーベイノート > |
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取り扱い企業 | 株式会社インターシステムズ > |
ツール概要 | タブレットを用いた建物の損傷記録システム |
補助金活用
課題分類
業務プロセスの効率化
社内の働き方改革
DX実践の目的
コミュニケーション