事例紹介
棚卸業務のデジタル化による棚卸日数の短縮、在庫の適正管理
POINT
【株式会社ビバ】
・棚卸業務のデジタル化、集計の自動化により、棚卸に携わる人員が半減し、作業日数も1/7に短縮した
取組イメージ

課題内容
○健康食品や自然食品の製造企画販売を行っているが、取扱商品数が多く、在庫を目視で把握するのが難しかった。
○卸売商品は卸先やロットによって価格が異なるため、同一商品に複数の品番が存在しており、既製のシステムが合わなかった。
○棚卸の実施日は通常業務をストップし、直営店舗は休みにしていた。作業員10人で在庫数を手作業で数え、商品リストに手書きで記入し、集計担当に提出。後日集計担当者がExcelに転記していたため、転記ミスが発生し、集計作業開始から棚卸確定までに1週間程度の期間を要していた。
実施概要
○カスタマイズ可能な倉庫管理システムを導入。自社特有の複数品番に対応できるようにした。
○商品のバーコードをハンディターミナル(携帯端末)で読み取ると数量がカウントされるので、手作業で数える必要がなくなった。システムに直接反映されるので、在庫数が自動で集計される。
効 果
○正確に在庫数量が把握できるようになった。
棚卸作業に携わる人員が5人に減少したため、通常業務をストップせずに棚卸が完了するようになった。棚卸確定までの時間が1日に短縮された。
○数字の打ち間違えなど、ヒューマンエラーを防げるようになった。
○在庫数量が正確に把握できるため、欠品を未然に防ぐための計画的な発注ができるようになった。
苦労点
システムの導入検討段階で、費用対効果の見極めをするため、システム会社と何度も会議を開いて自社の現状や課題を抽出し、すり合わせる作業を繰り返した。
ITツール
使用ツール | インターストック > |
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取り扱い企業 | 株式会社オンザリンクス > |
ツール概要 | セミスクラッチ型在庫管理システム |
補助金活用
IT導入補助金
課題分類
商品・サービスの質向上
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
サプライチェーン