事例紹介
債権管理業務のデジタル化による業務効率化と長期未回収の解消
POINT
【株式会社ウーオ】
・債権管理システム導入により、記入ミス、仕訳ミスが削減され、業務効率が大幅に改善(月25時間削減)
・未入金先の把握と管理が容易になり、長期未回収の発生を解消
取組イメージ

課題内容
○日本各地の水産物の卸売販売や、卸売業者向け受発注業務支援ツールの開発を行っている。月200件程度の請求書(売掛債権)を発行しているが、手作業で入金明細と請求書を照合していたため、時間と手間がかかっていた。
○入金金額をExcelへ手入力する必要があったため、誤入力や記入漏れなどが月に3件程度発生しており、仕訳ミスにつながっていた。
○入金管理が不十分だったため、未回収が発生していても、気づかないことが多々あった。
実施概要
○クラウドの債権管理システムを導入し、銀行口座と連携させることにより、入金明細を自動取得できるようにした。
○会計記録の仕訳を自動でできるようにした。
○入金予定日を設定し、請求書の期日管理情報を一覧化した。
効 果
○請求書管理や預金履歴照合、仕訳入力業務の効率化により、正確に会計処理が行えるようになり、月25時間の削減を実現した。
○入力手作業はなくなり、ミスが削減した。
○タイムリーな入金消込が可能になり、未入金先をすぐに把握できるようになった。入金遅延先には迅速な連絡ができるようになり、長期の未回収が解消された。
ITツール
使用ツール | マネーフォワードクラウド債権管理 > |
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取り扱い企業 | 株式会社マネーフォワード > |
ツール概要 | 債権を包括的に管理できる入金消込・債権管理システム |
補助金活用
広島県デジタルサービス活用型人手不足対策事業補助金
課題分類
経営判断の効率化・高度化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
バックオフィス