事例紹介
パンの識別・金額計算・レジ入力の自動化により就労機会の拡大を実現
POINT
【社会福祉法人アンダンテ】
・商品の識別と金額計算をシステムに任せることでハンディキャップをカバー
・就労意欲のある人の働きやすい環境づくりに寄与
取組イメージ

課題内容
〇就労継続支援B型の事業所として、パン店を経営しているが、就労機会を広げるために、利用者が様々な業務に従事できる環境を整備する必要があった。
○製造などの裏方業務を担当することが多かったため、就労意欲のある利用者にとってはチャンスが限定されていた。
○パンのラインナップが毎月変わるため、パンの名前と値段を覚える手間が発生していた。
実施概要
〇トレイの上に置いたパンをカメラで一括識別し、レジ画面にパンの画像、名前、値段が表示され、支払額が自動で集計されるセルフレジを導入した。同システムと互換性のあるPOSシステムも導入した。
○システムの導入により、利用者は接客に集中できるようになった。
○新しいパンが発売される際には、システムからの指示に従ってパンを何度かスキャンすることで商品登録をする。
効 果
〇 利用者の希望に応じて、様々な業務に従事できるようになったため、就労機会が広がり、実際に、 接客スキルを活かして、就職する事例が増えた。
○新しいパンを覚えなくても会計業務ができるようになった。
ITツール
使用ツール | ベーカリースキャン > |
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取り扱い企業 | 株式会社ブレイン > |
ツール概要 | 商品識別システム |
補助金活用
年賀寄付金配分事業、ヤマト福祉財団助成金
課題分類
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
バックオフィス