事例紹介
見積から契約のデジタル化により訪問回数の削減、受注単価増加
POINT
【HOMERENOVATE株式会社】
・顧客訪問回数が減り、見積書の提示から契約締結までの工数を70%程度削減
・作業メニューのデータ化による効果的な追加提案で受注単価が増加
取組イメージ

課題内容
○リフォームや修理を請け負う企業。見積作業から施工、納品完了まで全ての工程を1人で行っている。見積作業は、現場へ訪問し修繕箇所を確認の上、帰社してからExcelで作成しており、1案件に半日を要していた。完成した見積書は印刷して客先に持参していた。
○見積を出してから依頼内容が変わったり、新たな要望が加わった場合、何度も修正、再提出を繰り返す必要があった。訪問を何度も繰り返すうちに、小規模工事でも見積が1~2週間後になることがあった。実際の作業工数が少ない場合も見積作業に多くのリソースを割かれることで、時間対利益が下がる要因となった。
○リフォームや修繕に使用する材料の打ち合わせ時には、分厚いカタログを何冊も持参していた。
実施概要
○見積から契約までを一気通貫で作成できるクラウドサービスを導入したことにより、客先で見積書や契約書の作成や修正ができるようになり、その場で契約締結することが可能になった。
○システム上に作業メニューや材料の単価を登録し、一覧表示することで顧客に幅広い提案ができるようになった。
効 果
○契約締結までの訪問回数がおよそ70%削減され、着工までの時間が短縮し、コストパフォーマンスが向上した。
○顧客に効果的に追加提案することで、オプションの注文が増え、受注単価が増加するとともに、顧客満足の向上につながった。
補助金活用
広島県デジタルサービス活⽤型⼈⼿不⾜対策事業補助⾦
課題分類
顧客(取引先)との関係強化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
バックオフィス