事例紹介
BIM導入で、作業時間の短縮や情報共有の効率化を図り、生産性136%向上!
POINT
【シンクコンストラクション株式会社】
・BIM導入で建築・設計の担当間における情報共有を効率化
・施工図等の作成時間を8割削減、生産性136%向上
・施主と完成イメージを共有し、手戻り等を解消
取組イメージ

課題内容
○建築と設計の担当間で連携がスムーズに取れない現状があった。また、施工図・仮設計画・安全計画の作成に多くの時間を要していた。
○建築に詳しくない施主に対して、完成イメージを元に説明ができないため、手戻りや意見の不一致が生じることもあった。
実施概要
○建物に関する情報を一元管理できるBIM(Building Information Modeling)ソフトを導入した。導入に当たって、建築と設計の担当間で必要なデータを検討した。
○実際にBIMデータを作成し、BIMの機能や制約を確認しながら、現場で必要とされる内容を整理し、さらに施主とイメージ共有も行った。
効 果
○BIMデータを活用することで、施工図・仮設計画・安全計画の作成時間を80%削減することができた。BIMの利用全体を通して、概算で生産性が136%向上した。
○仮設計画において、事前にデータ上で隣地との境界を確認できるため、仮設の移動などの手戻りが発生せず、スムーズに設置作業ができた。
○施主との完成イメージの共有ができ、手戻りやトラブルの解消につながった。
苦労点
○現場での利活用を進めるには、設計側だけでなく建築側も操作を習得することが不可欠であり、これからも個別説明や、連携のための教育に十分な時間を確保する必要がある。
ITツール
使用ツール | GLOOBE Construction > |
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取り扱い企業 | 株式会社ジツタ中国 |
ツール概要 | 建築生産業務の効率化と合理的な施工計画を支援する国産施工BIMソフト |
補助金活用
広島県デジタルサービス活用型人手不足対策事業補助金
課題分類
顧客(取引先)との関係強化
業務プロセスの効率化
社内の働き方改革
DX実践の目的
バックオフィス