事例紹介
職人の作業を標準化し生産性向上、動画マニュアルにより容易に技術を継承
POINT
【株式会社ムラカワ】
・作業工程や作業時間を動画から分析して数値化することで、作業を標準化し、生産性が20%アップした
・動画マニュアルを作成することにより、新人への技術継承が容易になった
・外国人就業者は、来日前に動画マニュアルで学習することで、来日後の作業がスムーズになった
取組イメージ

課題内容
〇少量多品種の焼付塗装を行っているが、スポットでの依頼が多く、その都度職人が異なるやり方で作業をしていた。また、職人がそれぞれのやり方で指導するため、新人は何が正しいのかが分からない状態だった。製品の品質を均一化するためには作業工程を標準化する必要があった。
〇「自分のやり方が良い」という職人を納得させるには、作業工程の数値化が必要だった。
実施概要
〇作業工程や時間などを動画から分析し、数値化できるシステムを導入した。職人それぞれの動作を分析し、さらに新人の動作と比べ、解析した。
〇数値化したデータを基に、社内でディスカッションし、最適な作業工程を見つけ、標準化した。
〇改善された作業工程を動画で撮影し、マニュアル化した。クラウド上に登録し、全社員がいつでもスマートフォンやパソコンから閲覧できるようにした。
効 果
〇実際の作業を分析し、数値化することで、「自分のやり方が良い」と考える職人も納得し、作業の標準化に成功。 柔軟に対応する意識変化も起こり、職人一人一人の生産性がアップし、全体で20%向上した。
〇作業のマニュアル化により、新人への技術継承が容易になった。
〇ベトナムからの就業者が毎年約20人おり、来日前に動画マニュアルで学習させることができ、作業工程に加えて、日本語(業界用語)の習得にも役立ち、来日後の作業がスムーズになった。
苦労点
「ここの作業がダメ」など自身の作業を否定される動画を撮影されるのを嫌がる社員も多く、社員が納得して取り組むための意識変化が必要だった。また、動画マニュアルでは失敗事例も収集したが、同様の理由で撮影が難しく、社長自らが率先して出演し、現場を納得させた。
補助金活用
課題分類
生産プロセスの改善
技術力の維持・強化
人手の確保・育成
DX実践の目的
バックオフィス