事例紹介
画像認識AIで検針作業を自動化、ミスを防止・作業短縮して人手不足解消!
POINT
【株式会社オオケン】
・AIでメーター検針値を自動で読み取り、誤検針を防止
・検針後の転記作業時間も自動化し約6割削減
・不具合をアラーム通知する機能で、初動対応を迅速化
・過去の不具合履歴を検索・活用し、顧客提案を強化
取組イメージ

課題内容
○ビルメンテナンス業務の各種メーター検針作業では、手作業や担当者の技術差により誤検針が発生し、検針後の転記作業といった定型業務に時間を要するという課題を抱えていた。
○不具合が発生した場合、報告書の作成や関係者への情報共有に時間がかかり、初期対応が遅れるおそれがあった。
実施概要
○AIが画像データから各種メーターの検針結果を数値化し、規定の帳票に即時出力することができる、AI自動検針システムを導入した。
○設備機器の不具合に関する画像や発生場所の情報をクラウド上で迅速に共有し、自動で報告書を作成できるようにした。
効 果
○メーター画像を撮影するだけでAIが自動で数値化・記録するため、誤検針・誤入力がなくなり、検針後の転記作業に要する時間を約6割短縮することができた。
○転記作業を短縮できたことによって、他業務・他事業所への対応が可能になり、柔軟な勤務体制を実現し、人手不足の解消につなげることができた。
○設備機器の不具合について、前回の検針値と大きく異なる場合に、アラーム通知があるため、初期対応時間を短縮することができた。
○過去の不具合履歴を検索・活用し、顧客に適切な設備機器を提案することができ、売上増につなげることが可能となった。
ITツール
使用ツール | AI建物管理クラウドシステム管理ロイド > |
---|---|
取り扱い企業 | 株式会社THIRD > |
ツール概要 | 画像認識AIにより検針・点検作業等を自動化する建物管理クラウドシステム |
補助金活用
広島県デジタルサービス活用型人手不足対策事業補助金
課題分類
顧客(取引先)との関係強化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
バックオフィス