事例紹介

  • 企業情報 | 株式会社あきた創生マネジメント
  • 業種 | 医療・介護業
  • 従業員規模 | 11〜50⼈

スマートフォンの活用で介護職員や利用者の家族との情報共有をスムーズに!

POINT

・介護記録システムで介護記録の検索時間を短縮

・自動翻訳機能で外国人技能実習生との情報共有が円滑に

・緊急時にリアルタイムで情報共有

・オンライン面会で利用者と利用者家族のコミュニケーションが向上

取組イメージ

取組イメージ

課題内容

〇介護人材のマネジメントと介護施設の運営を行っているが、介護業務や介護職員間のコミュニケーションに課題があった。

・利用者の介護情報が手書きのため、介護記録を探すことに時間を要していた。

・職員間の情報の送達確認や、外国人実習生との意思疎通(言語の壁)に課題があった。

実施概要

〇介護記録システムとコミュニケーションツールを導入した。 

〇介護記録はスマートフォンを使用して記録しており、食事量や歩行の様子などの写真や動画も保存した。

〇外国人技能実習生とは自動翻訳機能を使用し、必要事項共有を行った。

〇さらに、コミュニケーションツールを活用し、利用者の家族に対して介護状況の連絡を行うことも可能になった。

効 果

〇動画や写真もシステムに記録できるため、利用者の様子を正確に記録・共有できるようになった。また、利用者の家族へ連絡する際に、介護記録システム内のキーワード検索機能を使用することで、介護記録を探す時間の短縮につながった。

〇コミュニケーションツールの既読機能を活用し情報の確認状況が明確となるとともに、自動翻訳機能で外国人技能実習生とのやり取りも円滑になったことから、介護職員間のコミュニケーションが取りやすくなった。 

〇コミュニケーションツールの掲示板機能を活用し、自然災害やコロナ禍などの緊急時におけるリアルタイムでの情報共有が可能となった。

〇コロナ禍においても、ビデオ通話によるオンライン面会で利用者と利用者の家族がコミュニケーションを取れるようになった。

〇業務がデジタル化したことで、紙の削減にもつながった。

苦労点

職員の年齢層が高いこともあり、やり方を変えることに抵抗され、途中で諦めてしまうこともあったが、ツール専任の担当者を設置することで、相談できる環境をつくり対応した。

ITツール

使用ツール LINE WORKS >
取り扱い企業 LINE WORKS株式会社 >
ツール概要 情報や予定の共有を円滑にするコミュニケーションツール
使用ツール ケアコラボ >
取り扱い企業 ケアコラボ株式会社 >
ツール概要 利用者の生活の様子などを記録するクラウド型介護記録システム

補助金活用

経済産業省・秋田県・大館市 各種補助金

課題分類

業務プロセスの効率化

社内の働き方改革

DX実践の目的

コミュニケーション

参照:秋田県. “株式会社あきた創生マネジメント | AKITA DeX”. https://digital.pref.akita.lg.jp/casestudy/p20220527151157, (参照 2023-11-1)

  • 上限金額
  • 補助率
  • 申請期間
  • 対象地域
  • 対象業種

実施機関