事例紹介
医療機関向けオンライン予約システムで、事務作業が効率化し収益改善!
POINT
・患者の受付事務作業が不要になり、人件費20万円が削減
・患者が予約を取ることや状況確認が迅速に行え、顧客満足度が向上
・医院全体のオペレーションが改善され、月30万円増益
・稼働率自動集計機能を活用し、PTの売上比率、稼働率が向上
取組イメージ
課題内容
〇整形外科に加えて、デイケアやデイサービスを提供する整形外科診療所で、患者数の増加に伴い、紙媒体での予約管理に限界を感じていた。
・紙台帳1枚で予約管理を行っており、複数名の理学療法士(PT)が予約表を取り合うような状況であった。
・電話で予約を1つ取るために10分近くの時間を要していた。
実施概要
〇医療機関向けオンライン予約システムを導入。患者自身がWEB上で予約できるようにした。
〇受付機を利用して、再来の患者が二次元コードを用いて受付処理を行う仕組みを導入した。
〇PTが携帯する小型PCを用いて、カレンダー画面の空き状況を直接確認、その場で予約可能にした。
〇稼働率自動集計(統計)機能を用いて、PTの予約状況などデータの可視化、分析を可能にした。
効 果
〇専任スタッフが必要だった患者の受付事務作業が不要になり、人件費20万円が削減された。
〇状況を把握しているPTと患者が話しながら、スムーズに次回予約を取れるようになり、いつでもWEBやコミュニケーションアプリで予約状況が確認できることで、顧客満足度が向上した。
〇医院全体のオペレーションが改善され、PT1人当たり1,850円/日の増益となった。PTが8名いるため、合計月30万円の増益につながり、収益改善に寄与した。
〇予約状況などの統計、分析結果を活用し、PTの売上比率、稼働率が向上した。
苦労点
予約をシステム化するために5社と商談を行い、開発も検討したが、費用が高いこともあり踏み切れずにいた。ネット検索でツールを探し続け、問い合わせ・製品説明を受けた上で納得できるツールの導入を決めた。
ITツール
使用ツール | 診療予約システム メディカル革命 byGMO > |
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取り扱い企業 | GMOインターネットグループ株式会社 > |
ツール概要 | 医療機関向けオンライン予約システム |
補助金活用
課題分類
商品・サービスの質向上
顧客(取引先)との関係強化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
バックオフィス
参照:GMO医療予約技術研究所. “メディカル革命 導入事例 森井整形外科様”. https://medical-reserve.co.jp/voice/moriiseikei, (参照 2024-2-15)