事例紹介
歩行分析AI導入により、一人で利用者の状態を正確に把握!
POINT
・歩行評価・分析にAIを使い効率性、客観性、正確性がUP!
・現状解析、過去との比較等、言葉で伝わらないことを動画で伝えられ、本人や家族とのコミュニケーションが活性化した
取組イメージ
課題内容
〇デイサービスを提供しており、特に理学療法士による歩行を中心とした機能訓練に力をいれているが、理学療法士1人で50名前後の利用者に対して歩行状態を評価・分析していく必要があり、職員の心理的負担に課題があった。
実施概要
〇歩行の様子を撮影するだけで、簡単に解析や動画の保存ができ、場所を取らず必要な機器も少ないことから、歩行分析AIを導入した。
〇月に1回、機能訓練の時間を利用して、歩行分析AIで利用者の歩行を撮影。撮影後は、解析結果を動画で利用者や家族にフィードバックした。
効 果
〇ツール導入により、理学療法士が1人でも複数の利用者の状態を把握できるようになり、心理的な負担軽減につながった。また、過去の動画と比較することにより、歩行評価が大幅に改善した。
〇解析結果が骨格座標で表されることや、動画共有機能により、利用者や家族に分かりやすく説明ができるようになった。
〇利用者自身が歩行姿を見ることで刺激を受け、歩行の改善点を客観的に理解し、意識的に取り組めるようになった。
〇歩けるようになった利用者が実はあまり歩行状態が回復していなかったり、反対に歩行状態は回復しているのに活動量が低下していたり、利用者の改善状況を解析結果によって判断でき、一人一人に、より適切なケアを提供できるようになった。
ITツール
使用ツール | CareWiz トルト > |
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取り扱い企業 | 株式会社エクサウィザーズ > |
ツール概要 | 高齢者の自立支援サービス提供者をサポートする歩行分析AIアプリ |
補助金活用
課題分類
商品・サービスの質向上
顧客(取引先)との関係強化
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
サプライチェーン
参照:ExaWizards Inc.. “医療法人社団福寿会・かわせみデイサービスセンター『PT1人でも50名全員を正確に把握!歩行分析による経時比較で利用者様のデイサービス増回を成功!』| 【公式】CareWiz トルト“. https://toruto.carewiz.ai/interviews/kawasemi/, (参照 2023-11-1)