事例紹介
クラウド化でテレワークを推進!離職・残業時間減&採用力が向上
POINT
・テレワーク環境の整備と働き方改革で離職を減少、生産性向上(273%UP)と残業時間削減(41.3%減)
・テレワーク推進で、採用力向上(新卒ランキング県内1位を獲得、中途採用が3倍増え、完全テレワークの社員の採用を実現)
取組イメージ
課題内容
〇OA機器や事務用品を販売していたが、テレワークを実現するためのノウハウを確立し、販売のノウハウとICTの活用モデルも含めて中小企業へ提案を行っている。以前は育児や介護などのライフステージの変化による欠勤や離職などで業務負荷による課題を抱えていた。
・少人数の部署では、 パート社員が1人欠けるだけで業務にあたえる影響が大きく、休む方・休まれる方双方に負担があった。
・「家で仕事ができれば、この問題は解決するのでは?」という考えに至ったが、テレワークを行うためにデータのクラウド化が必要だった。
実施概要
〇テレワーク実現のためのクラウド型のデータ共有ツールとWEB会議ツールを導入した。
〇クラウド化でデジタル環境を整え、WEB会議ツールを使用して会議を行った。
〇働く場所や時間ではなく生産性を重視し、生産性の見える化と生産性の評価制度を連動する仕組みを作った。
〇「デジタル推進委員会」を立ち上げて、社内の業務の課題を抽出し、課題解決ツールの選定を行った。
効 果
〇テレワークが可能となったことで、育児や介護などの対応が必要な社員の多様な働き方が可能となった。内勤業務では業務負担が軽減され、営業の方も直行直帰が可能となり、通勤時間の有効活用につながった。また、どこでも勤務が可能となったことで、離職者が減少した。
〇生産性を重視した評価制度の導入で、テレワークに対して周囲からの納得感を得ることができ、生産性が273%向上、残業時間は41.3%削減できた。
〇結果として採用力も向上し、新卒の就職ランキング岡山県内1位を獲得。中途採用は従来の約3倍に増加した。また、完全テレワークの社員を採用することが可能となり、在宅ワーク専用の求人サイトで募集したところ、全国から応募があり優秀な人材を獲得することにつながった。
苦労点
現在のツール導入までに、5倍以上の数のツールを試した。ツールの選定をする際に、コストパフォーマンスだけでなく、IT知識が少なくても使いやすいものを選定した。
ITツール
使用ツール | Google WorkSpace > |
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取り扱い企業 | グーグル合同会社 > |
ツール概要 | Googleが提供するクラウドサービスでデータ管理・共有が可能 |
使用ツール | ZOOM > |
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取り扱い企業 | Zoomビデオコミュニケーションズ > |
ツール概要 | WEB会議ツール |
補助金活用
課題分類
社内の働き方改革
DX実践の目的
バックオフィス