事例紹介
生成AIをコンテンツ制作の補助に活用し、省力化とSEO対策強化を実現
POINT
【株式会社レリーフ】
・コンテンツ制作業務に生成AIを取り入れ、品質向上と業務効率化を実現
・AIを活用した市場調査により、高度なSEO対策を提供
取組イメージ

課題内容
○印刷物、WEBデザイン、オリジナルシステム制作まで幅広く手掛ける企業。タイトな納品スケジュールで依頼があった場合、イラスト制作などクリエイターの手作業に一定の時間が必要になるため、対応ができないことがあった。
○クライアントのWEBサイトが、検索エンジンで上位に表示されやすくする(SEO対策)ための市場調査や有効なテキスト作成に多くの時間を使っていた。
○現状の少人数体制のまま、生産性と品質をアップさせる必要があった。
実施概要
○コンテンツ作成時間短縮のため、生成AIを活用。AIで初稿の画像や部分修正を行い、最終調整及び仕上げ加工のみをスタッフが対応して完成させる手順にした。
○WEB上の市場調査やテキスト作成の補助にAIを用いるようにした。
○具体的なAI活用方法を若手社員の教育に取り入れ、「考えるのではなく、まずAIにやってもらってみる」体制を徹底した。
効 果
○現状の人員体制のままで、市場調査が3カ月から10日程度、テキスト作成が1カ月から2日程度、プログラムコードの作成が2時間から10分程度に短縮できた。
○オリジナルシステム制作の指導においては、担当者がつきっきりで洗い出しをしていたが、AIが回答するプログラムエラーポイントを一緒に見ながらの注意点説明に変わり、大幅な時間短縮につながった。
○コンテンツ精度が上がり、クライアントのWebサイトが「検索1位」になるなどの実績と信頼に結びついた。
○効率化により提案の品質向上や追加提案などに注力できる余力ができた。
苦労点
現状のAIが創出するものには著作権違反、虚偽の情報なども含まれるため、著作権チェックや情報元の確認などにはこれまで以上に注意が必要になった。また、AIに情報を送信する時、データを利用されることがあるため、社名・個人名・品名は公開しないように注意を徹底している。
ITツール
使用ツール | ADOBE FIRE FLY > |
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取り扱い企業 | アドビ株式会社 > |
ツール概要 | 印刷およびデジタルメディア向けの生成AIツール |
補助金活用
課題分類
商品・サービスの質向上
業務プロセスの効率化
人手の確保・育成
DX実践の目的
バックオフィス