事例紹介
クラウド型人材管理システムで効率的な人事評価運用
POINT
・社員200人分の評価結果取りまとめの時間が1週間から1日に短縮
・管理者への情報公開で配置検討や育成計画に活用
・人事課の進捗確認で評価フィードバックの完全実施
取組イメージ
課題内容
〇難燃剤、医薬品原薬、電子材料など幅広い製品を製造する化学メーカーであるが、人事の「評価運用」や「評価データの保存先の一元化」に課題があった。
・評価運用が紙ベースのため、シートの配布・回収、評価の取りまとめ、チェックなど、すべての工程で時間がかかっていた。
・人事情報を管理する媒体が紙とエクセルで混在しており、現状把握にも苦労していた。
実施概要
〇クラウド型人材管理システムを導入し、評価シートの配布・回収・集計を行った。
〇評価シートを従来使っていたエクセルのフォーマットとほぼ同じレイアウトにカスタマイズした。
〇データベース機能を使い、社員の生年月日や入社年、部署異動履歴、評価履歴の他、保有資格や研修履歴などの育成関連の情報も登録し、一元管理した。
効 果
〇紙やエクセルの評価シートでは資料作成まで約1週間かかっていた評価結果の取りまとめが、1日弱で作成できるようになった。
〇クラウド化により、データの一元管理が可能なため、管理者は人事情報を参考にして、配置検討や育成計画に活用した。
〇紙ベースで実施していた辞令交付や資格取得報告、セミナー受講記録等の申請を人材管理システムに移行し、ペーパーレス化を推進した。
〇進捗管理で評価フィードバックの実施状況を確認し、人事課から幹部職に向けフィードバックの徹底を指示できるようになった。
ITツール
使用ツール | カオナビ > |
---|---|
取り扱い企業 | 株式会社カオナビ > |
ツール概要 | あらゆる人材情報を一元化・可視化することで、組織の人材配置、人材育成、評価などをサポートをする人材管理システム |
補助金活用
課題分類
業務プロセスの効率化
DX実践の目的
コミュニケーション
参照:株式会社カオナビ. “資料作成所要日数、7日が1日に。「紙→クラウド」システム移行の効果”. 導入事例 . 2022-4-14. https://www.kaonavi.jp/showcase/mnc/ (参照 2024-2-21)